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株式会社DMCでございます。
弊社に資金提供のご相談を頂く方々の事業種別は多岐にわたりますが、その中でも相性の良い業種の一つにIT業界があります。
この回では弊社とお取引頂けたIT事業者のF様の事例につき、掲載許可を頂けましたので紹介させて頂きます。
F様は静岡で年商2億円の企業を率いておられ、弊社とはこのほど二度目のお取引を頂けました。
F様の会社は情報処理サービスやアプリ開発、ソフトウェア開発などIT全般にわたる事業を手掛けられており、事業規模としてはかなり大きい方です。
一般的に、IT業界は仕入れにかかるトラブルが起きにくいと考えられていることが多いのですが、PC周りの機器は急な故障などのトラブルに対処するため急ぎの出費を伴うこともあります。
そして規模の大きいITビジネスを進める場合は別の問題もあります。
まずクライアントからの依頼を受けたシステムやアプリ等の製品について、納品した後の検品作業や修正手続きに時間を要すことが多く、対価の回収までにかなり時間がかかることが多いです。
入金が確定するまでの間に資金需要が生じた場合は別途調達作業が必要になります。
またデザインやコーディングなど特定の作業については下請けに外注することも多いので、先行して外注先に支払いが必要になることも多いのです。
先行して外注費を払い仕事に取り掛かる構図は例えば建設業界などと似ていて、事業運営上でキャッシュ不足に陥るリスクをはらみます。
F様の今回の事例においても先行投資に用いる資金が不足し、クライアントから舞い込んだ新規案件の引き受けに支障が生じたケースでした。
クライアント先企業で使用する新たなシステム開発の案件で、専用システムの開発はその後の保守管理のうま味が強いのでぜひ受けたいとF様はお考えでした。
専用システムは一旦開発してしまえば、保守管理を他社に乗り換えることは容易ではなく、開発した業者がその後ずっと携わることができるので長く安定した利益が望めます。
F様は当然この話を受けたいと考えましたが、外部リソースに一部の業務を委託する必要があります。
今回の件では下請け先に支払う資金合わせて400万円の不足を何とかしたいとのことで、しかも一週間強でその支払いまでを完了させたいとのご要望です。
ファクタリングは銀行融資と違い迅速な資金提供が可能であり、F様は以前にも弊社をご利用頂いておりこの利点について十分にご理解をいただけておりました。
売掛金の現金化には数日程度の期間で済むので、下請け先への支払いを間に合わせることができます。
今回はご所望の400万円の融通のため、売掛金数社分を精査させて頂き、5社分の売掛金合わせて460万円分を手数料12%にて買い取らせて頂くことと致しました。
売掛債権の買取金として404万円余りをお支払いさせて頂き、これを原資に下請け先への支払いを済ませ、本件クライアント企業からの新規案件の受注に無事成功されました。
IT業界では一般的な商社のような商品の仕入れや建築業のような資材の購入などは生じませんが、横のつながりを利用して外部リソースを購入する(外注する)ということはよくあります。
ロジック的には建設、運輸などと同様に支払いと入金のサイトにズレが生じやすい業界ですので、ファクタリングとは非常に相性の良い業態です。
ITビジネスは初期投資が少なくて済むことから参入が容易な反面、新規参入者は信用面で借り入れが難しいということもよく聞きます。
その場合でもファクタリングであれば実績や信用面が不利でも資金調達が可能ですので、規模を問わずIT業界の方々にはぜひ弊社ファクタリングにて資金提供のお手伝いをさせて頂ければ嬉しく存じます。
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